雀魂配信を本格始動
麻雀はゆるっと
麻雀歴10年程度のエンジョイ勢(?)です。友人とセットで雀荘を利用することがありますが、フリーで打った経験は数える程度しかありません。
雀荘はタバコが煙たくてどうしたものかと考えた結果、全自動雀卓(点数表示付き)を購入してしまうくらいには麻雀が好き。
最近はコロナの影響で集まって打つことも少なくなってしまったため、これを機に雀魂の段位戦で自身の実力を測ってみることにしました。
W雀聖を目指す
Vtuberデビューまでに雀魂の階級を雀聖にする予定でしたが、四麻の雀豪3で酷く時間を取られてしまい惜しくもタイムアップ。
貴重なメインコンテンツの一つであった麻雀を封印した状態で見切り発車する形となってしまい、配信外でコソコソと段位戦を打つ毎日・・・。
その結果、デビュー直後にも関わらず「配信しろ」と怒られてしまったため、怒涛の連続配信で一気に上げ切りました。(応援してくださった方々ありがとうございました)
▼四麻・三麻戦績
▼三麻昇段戦の様子
今後やりたいこと
麻雀をただ打っているだけでは実力が伸び悩むと感じ、今後は牌譜検討にチャレンジしてみることにしました。
牌譜検討とは、対局後に内容を振り返る(できれば第三者と一緒に)ことによって、より効率的で正確な打牌を導き出す感想戦のようなものです。
粗探しが大筋となりますが、中には正解がなく人によって考え方が異なる局面もありますので、視野を広げるという意味で行き詰っている方には非常に効果的です。

機会があればコラボや大会の企画にも参加してみたいですね。
牌譜検討に挑戦
参加型配信に凸
先日、兄弟の水城樹さんの参加型配信で三麻半荘戦を一局打たせていただいたので、北抜目線で牌譜検討してみようと思います。
※Vtuber界隈では同じ絵師さんから生まれた方々を「兄弟」と表現します。
当記事では要所ごとに画像で解説していますが、以下のリンクから対局の様子を一打ごとに確認できます。(雀魂のアカウント登録が必要です)
▼雀魂牌譜
友人戦三人南(2022/9/8)
東1局0本場
起家スタートです。 と
が重なっているため
が入らないと形が悪く、更にドラの
が入ったとしても形が悪い。できれば
を重ねて素早く和了したい。
2順目に下家が をポン、立て続けに
と
が切られ、早いテンパイか字牌を絡めた対々和の気配。字牌とドラ周辺を警戒しながら七対子にシフトします。
ツモが噛み合い10順目に七対子をテンパイ。下家が手牌から と
を続けて捨てたため、まだノーテンと判断し
を打ちます。
結果論ですが を打つのが正解だったかもしれません。
16順目になっても は出ず、
が重なってしまう。このまま
を待っても出ないと判断し念のため
を抑えて手を崩します。
なお、 は下家の和了り牌でしたがフリテンだったようです。
直後に対面が でロン和了。
東2局0本場
最初のツモでドラを絡めた となったため、
が鳴ければ和了れそうな形になりました。
3順目に をポンし、
から外していきます。
でカンが可能になりましたが、急所の
が手に入っていないため
は安牌として手元に残します。
素直にドラ周辺のメンツが完成し の両面待ちに。終盤にリーチが掛かる可能性があるのでカンはしません。
その後すぐに、嶺上開花で場に安い を引いてツモ和了。
東3局0本場
ドラも絡まないひどい配牌でしたので無理せず役牌も止めるつもりで打ちまわします。
ツモが良く11順目に一向聴となり、ドラの または
を受けることを考えると
切りかと思いましたが、上がっても点数が低くドラが全く見えていないため警戒して
切り。
実はこの時、 を打つと対面の7700点に振り込んでました。(ファインプレイ)
その後はテンパイできず安牌を打って終わりのはずでしたが、薄いとはいえ下家に無スジの を打ち8000点の放銃。
直前に が通っているので合わせ打ちするべきでした。最悪のミスです。
南1局0本場
最後の親場は1順目に が重なり追い風が吹き始めます。
まだ3順目ですが、 のいずれかを鳴けばテンパイとなります。ここで鳴くかは意見が分かれるところではありますが、親場は速度重視でどんどん和了を目指します。
4順目に を鳴いて
待ちでテンパイ。
実はこの時、対面が 待ちでテンパイしていましたが、ツモした
を
と入れ替えて放銃を回避していました。
の枚数を減らして和了り牌の
を出しやすくしたかったこと、平和をテンパイしていた場合に
と
の両面待ちがあり得るので
の方が安全であったことが理由です。
しかし、速度重視が功を奏して嶺上開花で をツモ和了。
南1局1本場
開始早々ドラ5で高打点が狙える配牌が入りました。これは愚形でも即リーしたいですね。
門前で仕上がりそうなツモだったため、字牌を早めに切り出し10順目にスジ引っ掛けの 待ちでリーチ。
は打ってくれましたが、運悪く
は出てきませんでした。惜しくも流局となります。
南1局2本場
親場でドラが字牌だった場合、リスクを低減するためにドラは1順目に処理して場を安くさせます。これは人によると思いますので自己判断でお願いします。
6順目に何切る問題が発生。候補は でしょうか?皆さん何を切りますか。
正解は と思われます。
を切ると
3枚
2枚
1枚の受け。それ以外を切ると
3枚の受けになります。
しかし、直後に下家からリーチが入り、早々に切られている を信じて
を連打します。
あまり高い手には見えませんが、テンパイが難しそうなためそのまま降りて流局します。
南2局0本場
2順目から が重なりましたが、ドラの
が受けにくい形になっています。
その後も が入ってこないため、他家の高打点の和了りを阻止するために早めのテンパイ。
どうにか を引き込んで安い和了り。
南3局0本場
オーラスは安く和了って終わりに・・・そう思っていると押し寄せてくる謎の 4枚。
カンした方が配信的には面白いけれどここは我慢して全て抜きます。 が重なり一気に和了りが見えました。
を鳴いたものの、親の対面から早いリーチが入りました。点差を見る限りツモ和了りされても逆転されそうなので、基本的には押すしかない場面です。
しかし、リーチ牌が のため
は待ちになる可能性が非常に高いと考え、
を落として様子を見ることに。
幸い下家から をポンできたため
でテンパイ。カンドラも乗り16000点の和了りで終局しました。
対局結果
最後の倍満もあり大きく点差を付けて勝利しました。東3局の満貫振り込みが無ければ全体的に良い打牌だったと思います。
牌譜検討を行ったことで、対面のダマテンを上手く回避できていたことが分かりました。こういった成功例を着実に積み重ねていきたいですね。

対戦ありがとうございました!